【泥棒と模倣】うまい選手から学ぶ
こんにちは！
ダイキです！
こんなボールを
打つことを目指して
自分はテニスを
してきた
あなたは、
これほど
心動かされるショット
を見たことがありますか？
僕にはあります。
それは中学2年生の
夏の大会でのことです。
市内大会の決勝戦です。
第1シードAは
県大会で優勝するほどの
ペアだったので
順当に決勝進出。
第2シードBは
破竹の勢いで勝ち上がってきた
ノーシードCに
逆転負けしました。
決勝戦はA対Cです。
白熱するかと思いきや、
なんとAがCを
ストレートで倒したのです。
相手に隙も与えずに
決勝戦は一瞬で終わりました。
Cの調子が悪かったのでは
ありません。
Aがとにかく強すぎたのです。
そんな中、
Cにとどめを刺した1球が
ありました。
Aの後衛がトップ打ちで
前衛も後衛も動けないほどの
スピードとコースで
1点を取ったのです。
今でも、覚えています。
一瞬空気が止まりました。
すべての音がなくなりました。
そして打った本人の
「しゃあ！」
という声だけが
会場に響きました。
僕の中ではこの1球を
超えるものはありません。
僕がテニスをしているのは、
どんな相手だろうと黙らせられる
こんな1球を打つためだ
と思った瞬間でした。
あなたは、
○こんな選手になりたい。
○こんなボールを
打てるようになりたい
という気持ちを持っていますか？
そんな気持ちが
あなたを強くします。
自分もあんなボールを打ちたい
と思っている。
では、そのボールを
打つためにあなたは
どうすればいいのでしょうか？
簡単なことです。まずは
そのあこがれの選手を
よく観察すればいい
のです！
今回は、
うまい選手から技術を盗み
自分のものにする方法
をあなたにお伝えします。
観察するといっても
何を見て、何を自分の成長に
生かしたらいいのでしょう。
試合を見ていても
見ているところが違えば
あなたの成長には
まるでつながっていきません。
あなたが
何を見ればいいのかを
知らなければ引退するまでずっと
誰かにあこがれているだけの選手
になります。
テニスの悔しさを力に変え
あなたの成長を
見せることができるのは
テニス以外
何もないです。
もし、
最後の大会で、
あなたが1回戦で負けた時
何を思うのでしょうか。
あなたの成長を示す
機会がないということです。
いい部活動だったなと
素直に思えますか？
トーナメントで言えば、
1回戦で負けるのは、
全体の約半分です。
一生懸命やってきた
と言ってもあなたは
その半分にも
残れない程度の
選手だったということ。
そんな選手が
周りに憧れられるような
選手になれるはずが
ありません！
あなたの後輩は、
あなたのことを
どこまで
覚えているのでしょうか？
「あー、そんな先輩いたね、
よく覚えてないけど。」
卒業の時に
色紙をプレゼントされても、
どの後輩も、
「これからも頑張ってください」
こいつら、おれのこと
何も覚えてない…
自分がもっといい結果を
残せていれば…
あなたは何度も何度も
後悔することになるのです。
どうせやるなら、
半分の半分の半分の…
に残って、頂点に
なりたいと思いませんか？
結果が全てではない？
いいえ、
結果が全て
なんです。
結果だけが
あなたの努力が
間違っていなかったと
証明できるのです。
それを自らのプレーで
証明できるのが大会です。
覚えておいてくださいね、
大会は
あなたの努力に
価値を与える場
であるということを。
それまでの過程を語れるのは
結果を残した人だけなのです。
もちろん努力をすれば報われる
とは限りませんが、
1つだけ言えることがあります。
それは、
努力しないと
報われない
ということです。
「いやー、もう少しで勝てる
試合だったんだけどね」
あなたは
最後の大会になっても
そんな言い訳で
終わらせるのでしょうか。
いい加減気づきましょう、
結果がなかなか出ていない、
それはあなたの努力の仕方が
間違っていたということを。
こんな形で引退したいですか？
したくないですよね？
上手な選手のプレーを
正しくたくさん盗みましょう。
そうすれば あなたは、
他校の選手の間で噂になり
多くの人に憧れられる選手に
なれるはずです。
あなたが引退する時、
後輩からも
「先輩のようになりたい」
と言ってもらえるでしょう。
実際に引退する時、後輩に
僕は「先輩になりたい」
と言われました。
自分が他の誰かに
影響を与えられてる存在に
なれたことが単純に
うれしかったです。
格好いい選手になるためにも
うまい選手から、
たくさんのエッセンスを盗み、
あなたの物にしちゃいしょう！
楽しむ分には
ラリーの行方を見て喜んだり、
落ち込んだりする。このように
試合を見るだけでいいのです。
しかし、勝つためとなると
見ないといけない部分は
変わってくるんですね。
上達するに見るポイントは、
どうやって
ボールを
打っているか です！
ぼくもそうだったんですが、
やはり上手な選手を見ると
ボール自体の行方を夢中で
追ってしまうんですよね。
試合が終わったら、あなたは
「いい試合だった」という
感想しか残っていません。
うーん、当たり前ですが
これでは成長できない
というのはわかりますよね。
あなたはボールではなく、
そのボールを打つために
選手がどうやって体を
使っているのかを見るのです！
注目してみると
どんな選手も
やっていることは
基本的に変わりません。
・足を動かす
・体重移動する
・体の回転を使う
・ラケットを振りぬく
・すぐに次の構えに入る
こんな誰でもできること、
しかし、本番では
疎かにしてしまうことを
彼らはしているんです。
どうやって打っているか
注目していくと
上手な選手のテクニックが
さらに見えてきます。
例えば、
・打点を変える
・前衛の動きを見る
などです。
テクニックは人それぞれに
得手、不得手があるので、
全員が同じというわけでは
ないです。
基本を押さえた上で
あなたの目指すべき選手に
なれるかは、このテクニックを
自分のものにできるかです！
その選手の強さは
打ち方に隠れています。
きっとボールを追っていては
いつまでも見えてこないですね。
打ち方に注目し、
自分に何が足りないのか
がわかった時、
成長のチャンスが現れます。
しかし、そのままでは
あなたは自分の弱い部分を
知っているだけの
選手になります。
そんな選手は相手にとって
何も怖くないです。
弱い部分をどうやって
克服していくかで
あなたの成長度合いが
決まるのです。
僕はマネしたい選手を
大会で撮影し、
家で何度も見返しました。
そして見続けていたら、
まるでその選手に自分が
なっているような感覚に
なることができました。
打ち方はもちろん、
コースの選択や、
癖までもです。
あなたも理想とする選手の
打ち方を盗んで、
自分が模倣できる
レベルにしましょう！
さあ、そのために！今すぐに
あなたが
目指したい選手
を思い浮かべてみてください！
そしてその選手が
実際に試合をするとします。
あなたはどこまでその人を
イメージできてますか？
どうやってボールを追いかけて、
どうやってラケットを引いて、
どうやって振りぬくのか
そういうイメージを細かく
できるようにしてください！
そしてその次に
自分の試合の時の姿を
イメージしましょう！
あなたの目指す姿が
できている状態です！
イメージトレーニングは
とても有効な方法です。
1．自分のゴールを明確にする
2．静かなところで集中して行う
3．感覚を使う
ことでその効果は大きくなります。
脳は、想像を自らの経験として
蓄積することができるので、
よりリアルな想像は
あなたの成長を助けます！
応援、気温、対応の光の注ぎ方
コートを踏みしめる足の感覚、
汗が頬を伝う感覚、
ラケットを握り直し、
ボールを打つ瞬間の振動
こと細かくイメージすることで
それは実際のあなたにも
できるようになるでしょう！
イメージトレーニングで
実際に試合をしている時にも
頭の中でその選手を
味方にすることができます！
あなたの目指すべき選手が
味方になっているなんて、
もう負ける気が
しませんよね！
あなたが誰かにあこがれ、
その人を目指して努力する。
その努力が実った時
あなたも誰かに憧れられる
選手になるはずです！
テニス上達のための
技術は盗んでも
罪じゃありません！
目指したい選手が目の前であなたに
技術という「金品・財宝」を
じゃらじゃらつけて
見せびらかしています。
考える必要もないですね。
盗みまくって、
あなたのものにしましょう！
期待してますよ！
今回はここまでです！
最後まで読んでくださって
ありがとうございました！！！
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